トッシーの伊達なブログ

”グルメや観光だけじゃない、私が感じたちょっとイイとこ!!”

二十人町、榴ヶ岡

*1  公園側から辻標方面を見る

*2  X橋方面を見る  植え込みの中に辻標

*3  榴ヶ岡公園方面を見る

*4  辻標

辻標の碑文にあるような街並みは今は見当たらない。二十人町郵便局の脇にある”矢先神社”などを頭に浮かべて想像するしかない。矢先神社などはこの辺りを歩いて通る人しかわからない。車で通ると気付かない。

*5    二十人町郵便局、 左脇に矢先神社

榴ヶ岡公園はサクラの名所である。花見シーズンは多くの人で昼夜を問わず賑わう。


【碑文ー二十人町】
二十人衆と呼ばれた足軽鉄砲組が置かれたことにその名が由来する。中程には矢先神社が祀られており、その境内は鉄砲の稽古場となっていた。城下東方の真直に仙台城大手に通ずる位置のため、外敵に備えて町割を鈎型にし、道幅も狭くしたといわれている。明治以降は歩兵第四連隊などを顧客として次第に商店街となった。

【碑文ー榴ヶ岡
古くから歌枕に詠まれたツツジの名所である。文治五年、源頼朝の平泉攻めに備え、藤原泰衡が陣を置いた鞭舘は当地という。藩政時代、蒲生に集まった仙北などの米は舟曳堀を舟でひかれ、苦竹村の米蔵に運ばれた後、宮城県図書館の東側にあった原町米蔵に運ばれた。図書館の地には孝勝寺にある釈迦堂が建立されていた。